このソフトでできることはMicrosoft Accessでできます

このソフトでできることはMicrosoft Accessで可能です。このソフトを作った時はその知識がなかったのでファイルを結合するソフトを作ったのですが、現在調べてみるとAccessで事足りるようでした(汗)。以下をご参照ください。
Accessでテーブルを比較し重複するレコードを抽出

以下、よくあるケースなので載せておきます。
重複している行を削除したい
Accessで、重複するレコードを削除する。

重複していない行だけを抽出したい
Accessでテーブルを比較し重複しないレコードを抽出する方法を教えて... - Yahoo!知恵袋

上記の操作ができれば下記ソフトは不要です。

楽天市場の出店者様にて商品一括登録システムで使用するitem.csvとitem-cat.csvファイルを連結します。

商品を管理するitem.csvファイルと商品カテゴリを管理するitem-cat.csvファイルのデータがひも付けされていればいいなと思った事はありませんか?
item.csvファイルとitem-cat.csvファイルの「商品管理番号(商品URL)」を共通項としてファイルを連結するソフトです。

<免責事項>

このソフトを実行して何らかの不具合が発生した場合でも作者は一切の責任を負いません。必ずソフト実行前にitem.csvファイルとitem-cat.csvファイルのバックアップを取り、何らかの障害がおきても元に戻せる環境を整え、この「免責事項」を了解した上でソフトをご利用ください。

<ソフト概要>

例えば、すでに登録済みの商品の中から2,000円の商品だけをピックアップし、登録されていた既存のカテゴリから新設したカテゴリ(例えば2,000円ポッキリコーナー)に移動したいとします。現在の一括登録システムでもこの目的は達せられますが、手数を踏まなければならず面倒です。手数が増えることはそれだけミスを犯す可能性が高くなるということでもあります。2,000円の商品が今現在、どのカテゴリに登録されているかがこれらのファイルからはわかりません。既存のカテゴリに登録してある商品を新設したカテゴリに"追加"するだけなら問題ありませんが、"移動"する場合は現在所属しているカテゴリから商品を削除する必要がある為、現在どこのカテゴリに所属しているかを把握する必要があります。このソフトはitem.csvファイルとitem-cat.csvファイルの「商品管理番号(商品URL)」を共通項としてファイルを連結し、coupling.csvという名のファイルに出力します。

<使い方>

下記にあるファイルをダウンロードし解凍すると「couplingcsv」フォルダが展開されます。フォルダの中には「couplingcsv.jar」というファイルがありますので、このフォルダに連結したい「item.csvファイル」と「item-cat.csvファイル」を入れてください。ファイル名が違うと動作しません。また「item.csvファイル」中の「説明文」関連のフィールドはあらかじめ列ごと削除してください。「couplingcsv.jar」をダブルクリックすれば処理が開始されます。処理が完了すれば「coupling.csv」というファイルが出力されます。

出力された「coupling.csvファイル」は、そのままでは楽天のサーバーにアップロードできませんので、ExcelやAccessで開き編集してください。「coupling.csvファイル」の左側が「item-cat.csvファイル」、右側(「商品管理番号(itemcsv)」から右側)に「item.csvファイル」の内容が連結されています。「item.csvファイル」部分のフィールド名「コントロールカラム」は不要なので削除しており、「商品管理番号(商品URL)」は「商品管理番号(itemcsv)」、「商品名」は「商品名(itemcsv)」と変更されています。これはAccessで読み込む際に同じフィールド名が二つあると都合が悪いからです。削除せずにフィールド名を変えてまで残した理由は、左側部分(item-cat.csvファイル側)の内容と間違いがないか目視で確認できるようにする為です。二つのファイルで「商品管理番号(商品URL)」が共通しなかった商品は「coupling.csvファイル」中には出力されませんのでご注意ください。

<他に考えられる例>

  • 在庫がゼロになった商品の「優先度」(item-cat.csvファイル)を最大値999999999に変更する。
  • 在庫数が残り少ない商品(例えば5個以下になった商品)を在庫処分品として新設したカテゴリに移動する。
  • 既存の送料無料の商品だけを新設したカテゴリに移動する。
  • 倉庫に入れた商品すべてのカテゴリ登録を解除する。

<select.csvファイルとの連携>

例えば商品にカラー設定など選択肢を設定している場合(=select.csvファイル中に「商品管理番号(商品URL)」が存在している商品)、任意の選択肢を持つ商品だけ(例えばカラー設定がある商品)をselect.csvファイル上でピックアップし「商品管理番号(商品URL)」だけのitem.csvファイルとしてファイル名を変更した後、連結すれば、カラーの選択肢を持つ商品のみのカテゴリに関する設定が可能となる。ほかにもアイデア次第で、いろいろと便利に使えるのではないかと思います。

<注意点>

  • お使いのパソコンのスペックによって処理時間が大きく変わる可能性が高い為、はじめは両ファイル(item.csvファイルとitem-cat.csvファイル)とも100アイテム程度の量で試してみてください。いきなりサイズの大きなファイルを処理しようとすると、場合によってはパソコンがフリーズしかねません。小さなファイルサイズから実行し、お使いのパソコンで処理できる範囲内で様子を見ながら徐々にファイルサイズの大きなものにトライしてください。
  • お使いのパソコンスペックにもよりますが、大きなサイズ(500アイテム以上)のファイルは分割するなどして実行することをおすすめします。
  • 「PC用商品説明文」「PC用販売説明文」「モバイル用商品説明文」の列は、あらかじめ「item.csvファイル」から削除してください。これらの情報は場合によっては膨大な処理時間を費やす可能性がある為、削除しないと処理が実行されない仕様となっております。
  • 「item-cat.csvファイル」には、同じ商品が複数登録されている(同じ「商品管理番号(商品URL)」が複数存在する)場合がありますが、この場合は「表示先カテゴリ」が異なるので、「coupling.csvファイル」には同じ「商品管理番号(商品URL)」がそのまま連結表示されています。

<動作に必要な環境>

このソフトはソフト本体のほかにJavaの実行環境が必要です(Javaの実行環境は無料でダウンロードできます)。

<お使いのパソコンにJavaの実行環境がすでにインストールされている場合>
ソフト本体をダウンロードしたら、任意の場所で解凍してください。解凍してできた「couplingcsv」フォルダはどこに置いても構いません。デスクトップやマイドキュメントが良いと思います。「couplingcsv」フォルダ内に処理したい「item.csvファイル」と「item-cat.csvファイル」を入れて「couplingcsv.jar」ファイルをダブルクリックすればOKです。

<お使いのパソコンにJavaの実行環境がインストールされていない場合>
このソフトはソフト本体以外にお使いのパソコンにJavaの実行環境がインストールされている必要があります。Javaの実行環境は無料でSunのサイトから入手できます。下記URLにてお使いのパソコンにJava実行環境がインストールされているか確認できます。最新版がインストールされていない場合は、サイトの指示に従ってJavaの実行環境をインストールしてから本ソフトを実行してください。
http://www.java.com/ja/download/

<ダウンロード>

下記ファイルをダウンロードし、解凍してお使いください。
couplingcsv.zip(20KB)

<トラブルシューティング>

<「couplingcsv.jar」ファイルをダブルクリックすると、実行されずにファイルが解凍されてしまう>
お使いのパソコンにインストールしている解凍ソフトによっては、デフォルトで「jar」ファイルに「解凍」の関連付けがされている場合があります。この状態で本ソフト(jarファイル)をダブルクリックするとソフトが実行されず解凍されてしまいます。お使いの解凍ソフトの「jar」ファイルを「解凍」の関連付けから外してください。

<お問い合わせ>

ご意見・ご希望、不具合などございましたらメールにてお知らせください。

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